30代もがんばります。


by hitomi_aaa

出産体験記③ 長い夜

痛い、痛い、とてもじっとはしていられない。

助産師さんの指導にしたがい、一生懸命呼吸法を実践したり、
姿勢を変えてみたりする。陣痛逃し用のイスに座ってみたり、
丸めた布団の上にうつぶせに寝てみたり。
陣痛が来るたびに「いたぁああああい」と絶叫。
絶対にLDRの外にも声はもれてると思う。聞いてしまった人は
恐いだろうなぁと思う。ただ、この時間帯ぐらいの時は
声を出したほうがうまく痛みを逃せた。
助産師さんのマッサージも多少気が散らせて助かった。

でもそれも3時ぐらいまで。
そっから後は、何をしても痛い。マッサージされても余計に
気分が悪くなった。体位を変えるとお腹につけたモニターが
ずれてしまうので、何度も助産師さんが付け直しにくるのだが、
ここでお腹を触られるのがまた辛い。

おしるし、もしくは羊水がバシャバシャと流れるように出てくる。
こんなに出るもんなんだとビックリ。
トイレに行きたくてももう歩くこともままならない。
助産師さんに支えられて便座に座らされたりしていると
なんだか、要介護のおばあちゃんになったようで、とても
情けない気持ちになる。

朝6時。
トイレから出てきたが、支えられても痛くて立っていられなくなり
床に座り込む。体に触られると逆に痛みがうまく逃せないので
「触らないで!」と叫んでしまう。助産師さんが高さ15センチほどの
小さな台をもってきてくれたので、とりあえずそれにM字開脚状態で
座ると、痛みが少し楽になるのがわかった。
この姿勢がいい。というか、この姿勢を少しでも変えるともう激痛なので、
この状態から全く動けなくなってしまった。

こんなにイタイのに、まだ全く分娩にはいる様子もなければ、医師が
診察にくることもない。ついに助産師さんに「まだですかね?」と
聞いてみるが、まだ骨盤に胎児がはまっていないとのこと。
かなり萎える。

助産師「とりあえず8時に先生の診察があるので、それを待ちましょう」

私「今何時?」

旦那「6時」

私「まだ2時間もあるじゃないですか!!!」

24時間体制の病棟医はいるのだが、彼らはあくまで緊急用のようだ。
担当医は普通に朝出勤してくるのだろう。。

2時間このままかと思うと気が遠くなって倒れそうになる。
それでもその時間を考える前に4分に1回の陣痛がくる。
もう虫の息状態。

そろそろ体力も限界に近づいていた。M字開脚で座り込んだまま
一生懸命陣痛を逃す。陣痛が遠のくと、うとうとと眠りそうになる。
でもまたすぐに陣痛で目が覚める。
その繰り返し。

8時。
もう良く覚えていないが、この時には、廃人のようになった私は
ベットの上に座っていた。そして、私の担当医がようやく
LDRに入ってきた。良く覚えてないが、助産師の数も増えている。
病棟医もいたのかも。廃人と化した私が座っているベッドの
まわりをずらーっと医療関係者がとりかこんでいた。

>つづく
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by hitomi_aaa | 2010-01-07 16:06 | 育児